サンデン暖房ボイラーからコロナ暖房ボイラーへ取替
サンデンは暖房ボイラー事業から撤退しました。
サンデンの暖房ボイラーにて、パネルヒーター 全館暖房のS様より 取替のご依頼です。
18年使われた暖房ボイラーを交換します。 また、同時に不凍液の交換と膨張タンクの交換も行います。
サンデン製の暖房ボイラーは、オールインワンタイプで、燃焼部を中心に、循環ポンプや膨張タンクまでもボイラー内に内蔵されて ユニット化されています。
さらに往き帰り配管までもが、暖房ボイラー内にスポッと入って 隠れてしまう構造になっています。
今発売されている暖房ボイラーは、膨張タンクは外付けになっており別売です。 暖房ボイラーに接続する往き帰り配管の切り回しが必要なのはもちろんですが、途中で配管を分けて、膨張タンクへつなぎます。
車庫や物置 ボイラー室など、見栄えがさほど重要視されない場所に設置されていた場合は、ボイラー近くに設置しますが、それ以外は、床下に収納します。(床下に潜ることができるのが前提)
施工方法はいろいろありますが、今回はスペースがないので、配管切り回しの後に、不凍液の交換を行います。もちろん、今まで使っていた不凍液は、全量排出しています。
不凍液はコロナ純正を使っています。
配管の中に入れるものなので、なかには、思いっきり薄めて入れている業者もいるとうわさで聞いたことがあります。 そのような場合に 使い続けると起こりうる症状として、パネルヒーターに孔があく という事例があります。
これは、パネルヒーター内部から腐食してしまった場合で、不凍液が不良でさらに5年位メンテンナンスしてない場合に起こりえます。
床下に膨張タンクを設置して、暖房ボイラーを設置してから、暖房ボイラー本体に不凍液を注入します。
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