暖房ボイラー取替不凍液交換 五所川原市

床暖房 暖かくならない 不凍液を全量交換

暖房ボイラー取替不凍液交換五所川原市

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床暖が暖かくならない という連絡を受けて、現場に伺いました。

暖房回路から不凍液の漏れを確認し、暖房ボイラーが停止してしまっています。

不凍液は10年間入替してなく、暖房ボイラーも20年使われていて、さらに暖房回路は開放式でシステムを組んでおり、10年のメンテナンスなしとは、長すぎます。

 

写真の〇印は暖房ボイラーです。非常に取替えにくい場所にありますが、もう少し設置位置を考えれば・・・と思います。

開放システムから、半密閉というシステムに切替えざるを得ないし、隣にある給湯ボイラーも年数からいって、近いうちに必ず交換時期が来ます。 トータルに考えてボイラーの選定をします。

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暖房配管からも漏れがあるので思い切って切り回しを行い、少しでもスペースを確保するように努めます。 風船のような白いタンクは膨張タンクで、不凍液の膨張吸収用です。

ちなみにこの半密閉システムには、圧力ゲージなるものはつけません。不凍液が冷えている状況では、大気圧と同等=大気圧=1気圧=1,013hpa=で設定するシステムなので、この状態では、水道のように吹くことはありません。

床暖を暖めるために、暖房ボイラーで熱し循環させると当然少しずつ膨張していきますが、もともと大気圧で注入しているので、圧力0からのスタートなので、単純に膨張率分増えます。(80℃までで3.6×10-2

不凍液を注入します。

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この前段階として、暖房回路を一度洗浄しています。なにせ10年ぶりなんで不凍液カスをできるだけ吐き出させます。

暖房ヘッダー

すっきりして完成です。暖房工事は終了ですが、これからMAX試運転して思いっきり温度を上げて機械に少し負荷をかけてやります。(私の勝手な判断です。ご注意)