暖房ボイラーを取替えました
サンヨー暖房ボイラー取替え 不凍液交換 の依頼です。
サンヨー製ボイラーは今はありません
サンヨーは、2011年に生産が完全終了し、翌年panasonicへ製品統合されたサンヨー製品。 もともと白物家電からスタートし「洗濯機はサンヨーが一番」とまで言われましたが、燃焼機器製品としては後発組で、専門業者からしたら知名度が低かったメーカーです。
2020年になりますが、青森西北五中南弘前の市場にはまだ一定数あると思われ、この知名度の低いメーカーが過去いったいどういうルートで納入されたのだろうと非常に気になりますが、いづれにせよ営業攻勢がすごかったんだろうと思うくらい、使われていると思います。
今回のお客様もサンヨー製暖房ボイラー 管体漏水していました。 取替えになります。
当よろずプランマーでは、暖房ボイラーや給湯ボイラー、ストーブといった燃焼機器製品に関しては、《コロナ》を採用していますが、
餅は餅屋と言われるのと同じように、コロナは燃焼機器の老舗メーカーでありますので(コロナのマークは皆さんが見たことあると思います。)
製品の信頼度は抜群です。さらに、サービス体制も整っていまして、青森市弘前市に常駐。部品倉庫もあります。
普通の商品と違い燃焼機器ですので、数%位は初期不良の製品も確かにありますし、使用方法や設置環境によって、部品の劣化速度が大きく違うので、そこは老舗メーカー。 おおよそ予想される部品はだいたいストックしています。
重症の場合は、サービスへ依頼するのですが、軽微な場合は自ら直接倉庫へ行って部品を調達することもあります。
暖房や給湯ボイラーといった、生活に密接にかかわりある製品は、時間との勝負という面が多々ありますので、とにかく早い方法をとります。
暖房ボイラーだけでなく膨張タンクも取替えます
今回のお客様の暖房システムは《密閉式》になります。
何年に設置したかはお客様も把握してないようですが、メンテも全くしていないということでしたので、膨張タンクも取替えます。
膨張タンクは熱した不凍液を安定的に循環させるために、必要不可欠な機器です。 なければどうなるの?と言われれば、暖かくなりますが、圧力にムラができて一定にならず、2階に不凍液が上がらなくなり、次第にパネルヒーターが冷たくなります。
人間の血液の量は変わりません。 血圧を上げる場合は血管を細くし、下げる場合は太くし という具合で血管の柔軟性で血圧調整しています。(血管が固くなる高齢者が血圧が高い理由) この柔軟性の役割を膨張タンクが果たしています。
参考サイト→ 健康を左右する住宅のウラ 血圧と血管の共通性
エコフィール 暖房ボイラー 不凍液全量交換
エコフィール暖房ボイラーを設置。 不凍液も全量交換し ボイラーまわりのシステム配管を一新しました。
暖房ボイラーを取替える場合は、同じメーカーの取替えであれば、さほど配管の切り回し等の工事は必要ありませんが、他メーカーであれば、100%配管の切り回しが必要です。
密閉式の場合は、約7年後に再び不凍液の交換時期がくるし、既設のパネルヒーターの故障対応の点からも、この機会にそれらを見越した配管をすることによって、将来のお客様の負担が減りますので、必要経費だと思ってくだされば助かります。
今回設置したエコフィール暖房ボイラーですが、エコフィールは中和水 が発生します。
中和水ってなんでしょうというと、これは結露水で、 詳しくは割愛しますが、つまり暖房ボイラーが稼働すると水がチョロチョロ流れますので ボイラー近くに排水管が必要になります。エコフィール以外の暖房ボイラーですと、排水管が無い場合がほとんどですので、取替える際のチェック項目として挙げられます。
排水管が無ければ配管して、、ということもできますが、出来る場合とできない場合がありますので、それは 業者さんの判断如何。
▷今回設置したエコフィール暖房ボイラー
UHB-EG120(FF) コロナ 暖房能力10,000kcal/h~6,600kcal/h