埋設型融雪機の故障修理 弘前市

バーナー室の水没による不着火

埋設型融雪機の故障修理 弘前市

自社施工させて頂いた埋設型融雪機。(サンポット:どさんこ 現在 ヒルコ:融雪王

雪によるご近所トラブルも少なからずあるので、雪捨て場の無いご家庭で重宝されてます。

一昨年、昨年と豪雪に見舞われたので、今年も大活躍してもらおうと、本格的に冬になる前に試運転をしたら、「動かない」との連絡を受け調査に向かいました。

雪投入口に入れた雪が、バーナーで熱せられて水になり、それをポンプで散水して、次々雪を融かす。

多くなった水は、排水管により排水されます。

散水もするし、ポンプも異常がなく ゴミも詰まってませんでしたが・・・・・

 

本来 水が入ってはいけない、入らないようになっているバーナー機械室部分に水が入ってバーナーが水没していました。

最悪な状態です。

これでは着火しません。

(写真はある程度汲んだあとです)

 

 

とにかく、水をかき出し一縷の望みの賭けて、部分部分の乾燥作業にはいりました。

本来では(メーカー指導では)《バーナーが水没すれば、あきらめて下さい。》と言われてましたので、復活する確率は、五分五分ではなくて、2-8ぐらいの確率しかなかったのです。

《あきらめて下さい》とは、バーナー交換を意味します。

端子盤が復活しなければ、メーカーを呼ぶしかないので、 その前に、命であるモーター部分の乾燥に重点。

これで、どうにかこうにか復活ですよ。

絶縁も大丈夫ということで、どうやら、お客様にお渡しできます。


埋設型融雪機のバーナー部分は水没禁止です。今回はたまたまです。

 

○大体は、都市部とか住宅密集地で雪を捨てる場所がないご家庭からの問い合わせや設置者が多いのですが、逆に土地が広すぎて雪を捨てる所まで遠い方にもお勧めです。

当店ではこの他にも、ロードヒーティング融雪、井戸水による消雪の設計施工も致しております。

こちらは 雪カキの必要が全く要りませんので、ご高齢のご家庭、共稼ぎのご家庭など、朝に雪カキの時間が無い方にお勧めです。

家の前全体でなくても、歩く所だけとか、車が通る所だけとか半分だけとかもできますので どうぞご相談ください。