石油暖房ボイラーの分解清掃と不凍液加圧しました。
石油暖房ボイラー修理・不凍液加圧 弘前市
石油暖房ボイラーが止まってしまい暖房が効かないと連絡を受け、現場へ伺いました。
暖房ボイラーに限らず、暖房機器の運転が停止する理由はいろいろありますが、この冬の時期特有の原因として、外に出ている排気管(給排気管)が雪に埋まってしまう(排気管の閉塞)というという事例があります。
排気筒が塞がりやすい状況としては、日中在宅していない場合や、暖気して屋根から雪が落ちた時などです。
暖房機器が石油を燃焼している以上、《一酸化炭素中毒》の危険がいつも付きまとうということを頭に入れておいて下さい。
なお一番いいのは、積雪高さよりも上に排気管を延長することです。ただし延長する場合、長さと曲がりの制限がかかりますので、うちらのような専門業者にお問い合わせ下されば安心です。
A様の場合も雪で塞がったあと、次は煤が出たということですので、まずは不完全燃焼を考慮し、バーナー清掃を含めてチェックしました。
←バーナー部分が煤で真っ黒です。思ったよりは状態がいいので、大丈夫です。
ただ、さらに燃焼状態を監視する《炎検知器》故障がわかり交換が必要でした。いずれにせよ故障具合が軽かったので良かったです。
A様のお宅は、この石油暖房ボイラーを熱源として、全館パネルヒーター暖房をしているのですが、私が伺った時、そのパネルヒーター暖房システム内の循環水が無圧であることがわかりました。
←圧力0です。(若干針が上がっているのは、2Fに上がっている循環水の分です)
これでは、ボイラーが運転してもポンプが回っても、全館は循環水はまわりません。
お客様にお話しして、循環水(不凍液)を加圧注入をお勧めしました。
加圧ポンプで純正不凍液を注入します。
規定の圧力まで、加圧していきます。
←0.05MPaまで加圧しました。
注意:このゲージ圧はシステムごとに違います。
これで循環水が順調にまわり、暖房が稼働します。
作業内容:石油暖房ボイラーオーバーホール CDS交換 不凍液加圧
注: 我が社は事前に見積をして、お客様から了解のうえ始めさせていただいております。