暖房ボイラーの取替えと不凍液交換をしました
暖房ボイラー 取替え 不凍液交換
不凍液の交換期間は、暖房システムによって違います。
開放配管の場合は、毎年補充し、2~3年交換。 ※ご自分で簡単に補充で出来ます。
→ 不凍液が常時空気を接しているため、劣化が早い
半密閉配管の場合は 3年~5年の間で交換。 ※ご自分で出来る機種もあります。
→ 不凍液が空気と接してるとはいえ少ない量なので、劣化も開放式に比べれば遅い。
密閉配管の場合は、5年~7年の間で交換。 ※業者でないとできません。
→正常に空気が入る余地がないため、不凍液の劣化が遅く、長年使用できます。
この度のお客様は、暖房ボイラーの経年劣化のための取替えのご依頼でしたが、不凍液を10年程取替えていないということで、一緒に施工しました。
不凍液の交換作業の際は、 《 ヘッダー 》 と呼ばれる、上の写真のような装置のバルブ操作によって行います。
現場によって、(過去新築時に施工した業者によって) やり方がまちまちで大変な作業になることもありますが、この写真のように、整然と組まれていて 尚且つ、すぐ操作できる場所にあれば、早く施工できる上に、エアーだまりなどの不具合もありません。
不凍液注入中です。(写真は私)
今回のお客様のように、10年間もの間 不凍液を交換されていない場合は、古い不凍液を抜いてから、一度配管内を洗浄し、洗浄水を再び抜いてから、新しい不凍液を注入していきます。
今回取替えたボイラー
コロナ UHB-M100H 暖房能力 10,000kcal/h
H30年3月現在 この機種はUHB-120HRに品番が変わりました。